黒耀石体験ミュージアムのホームページは、現在、リニューアル準備中です。
基本情報のみを掲載しています。
黒耀石体験ミュージアムは、長野県の霧ヶ峰高原東北端に位置する、国史跡・星糞峠(ほしくそとうげ)黒曜石原産地遺跡の麓にある体験型博物館です。 発掘調査の最新の調査成果を、実際の石器・アニメーション・模型などから分かりやすく知ることができるだけではなく、石器づくりなどを実際に体験することができます。
午前9時 〜 午後4時30分
※体験メニュー最終受付:15:00
※入館最終受付:16:00
毎週月曜日・年末年始
※月曜日が祝日の場合は、その翌日
大人300円 / 子ども100円
※ 体験メニューにかかる体験料は別途(300円〜)
障がい者割引:5割引(各自治体が発行する障害者手帳を受付でご提示ください。)
団体割引:1割引(10名様以上・要予約)
星のようにキラキラと輝く美しい黒耀石。
鷹山にある黒耀石の原産地を、いつの頃からか、人々は星糞峠と呼ぶようになりました。割れ口が鋭く加工しやすい黒耀石は、およそ3万年もの間、石器の材料として利用されてきました。産地の限られる責重な黒耀石をもとめて、この鷹山の地にはたくさんの人々が集まり、星糞峠からそのふもとの一帯には、黒耀石の流通に関係した、大きな遺跡がいくつも残されています。全国各地へと、遠い道のりを持ち運ばれていった黒耀石。この地は、まさに、その「ふるさと」なのです。
およそ87万年前の噴火でできた星糞峠の黒耀石。旧石器時代には、そのふもとに石器工場のような遺跡が、縄文時代には、峠の付近で黒耀石を掘り出した鉱山のような大規模な遺跡が残されました。
隣接する明治大学黒耀石研究センターと共同で調査・研究を続けています。
黒耀石体験ミュージアムは、地域の埋蔵文化財センターとして、その調査内容を紹介し、石器時代のロマンや、祖先の知恵と技を楽しく体験する施設です。
黒耀石の原産地・鷹山の3万年にわたる歴史をふりかえります。黒耀石鉱山から発見された採掘坑の実物が移設展示されています。
キラキラと輝く黒耀石の美しさをお楽しみください。
金属がなかった時代、人々はどのようにして、くらしをささえる道具を手にしてきたのでしようか?
さまざまな道具とそのつくりかたを紹介します。
原産地の麓に広がる鷹山遺跡群・男女倉遺跡群。
ここから見つかった石器から、石器づくりと流通の仕組みを紹介します。
星糞峠に残る縄文時代の黒耀石鉱山と里のムラで行われた石器づくりの様子を紹介します。
昭和30(1955)年の遺跡発見から始まった男女倉遺跡群・鷹山遺跡群における黒耀石文化研究の歴史を、先駆者・児玉司農武さんの活動の軌跡とともに紹介します。
〜石器時代へタイムスリップ〜
黒耀石体験ミュージアムでは、大人も子どももなく、率直にその時間を楽しく分かち合うことのできる魅力のある体験メニューを豊富の取り揃えています。代表的な体験メニューをご紹介します。
◆ 石器作り:黒耀石で矢じりコース&ペンダントコース&キーホルダーコース
◆ 骨角器(こっかくき)づくり:骨をけずってボーンネックレス(初級編)
◆ 縄文織り:編布(あんぎん)織りでコースターを
◆ 磨製石斧(ませいせきふ)づくり
◆ 黒耀石でオブジェアクセサリーづくり(縄文アート)
◆ 勾玉(まがたま)づくり
◆ 黒耀石の彫刻
◆ 手作りビーズで縄文ネックレス&ストラップ
2022年7月オープン ※ 冬季閉館
標局1500m星降る森にたたずむ
「星くそ館」
国内でも希少な縄文時代の黒耀石鉱山。
「星くそ」とは、縄文人が生きるために求め続けた「黒耀石」の別名として言い伝えられてきました。ここでは、鉱山の地下の様子を当時のままに公開します。
限られた産地から全国へ黒耀石を送り出した縄文人。第1号採掘址では、平成3年から、その謎を解明する発掘調査が続けられてきました。地層に刻まれた証から、当時の採掘の様子がよみがえります。
地下5mの深さに土砂崩れ防止の木柵が当時のままに残されていました。
周囲には木製の掘り具や、採掘の無事を祈った漆塗りのお守りも発見!鉱山に集った縄文人の祈りと願いが伝わってきます。
開館期間:5月~11月開館 【冬季閉館】
開館時間:午前9時~午後4時(受付 午後3時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
※人館される方は、黒耀石体験ミュージアムで受付が必要です。