鷹山遺跡群・星糞峠黒耀石鉱山(国指定史跡)

縄文織り:編布(あんぎん)織りでコースターを

編布(あんぎん)織りでコースターを

衣服は、身を守る先人の知恵!

旧石器時代や縄文時代の人たちのイラストでは、筋肉が発達し、肌を出したたくましいスタイルで紹介されることが多いようですが、けして、裸で生活していたわけではありません。寒冷な旧石器時代を生き抜き、また、高温、あるいは湿潤と、様々な環境を克服してきた先人にとって、衣服は、身を守る知恵であり、早くから工夫が重ねられてきたと考えられます。
縄文時代には、動物の皮以外に植物の繊維などで編んだ布から衣服をつくっていました。
腐りやすいため、全体の形は分かりませんが、まれにその一部が遺跡から発見され、赤や黒の染料が付着している場合もあります。
土偶などを見ると、お祭りの衣装なのでしょうか、上着やズボンを身にまとい、文様のモチーフが衣服の装飾にもあったと考えれば、とてもおしゃれな服装だったようです。
縄文時代の代表的な布の作り方として、あんぎん織りが知られています。
ここでは四角いコースターをつくってみましょう。

あんぎん織りの技術は、衣服の布の他にも、米や炭など入れる俵、あるいは、床に敷くゴザなどと、現在に引き継がれている技術の一つでもあります。
作り方の基本は、足の付いた編み台の横板(棒)に錘(おもり)の付いた縦糸を間隔を整えてたらします。
次に、この縦糸の上に横糸を重ね、縦糸のおもりを両手で持ち、編み台の上から前後に入れ替えるようにして反転させて横糸に巻き付けていきます。一本目の横糸には、端から一つおきに縦糸をまきつけ、2本目の縦糸には、2番目の縦糸から、やはり、同じように一つおきに巻き付けていきます。
初級編のあんぎん織りは、コースターのサイズに合わせて横糸を切り離してありますので、すべての横糸を使い終わったら、結び目がほどけないように縦糸を固く結んで終了。縦糸を切り離し、両端をきれいに切りそろえたら出来上がりです。
基本が理解できたら、大きな布をつくって様々な小物や衣装をつくってみてはいかがでしょう。

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