人類と黒耀石

星のかけらをもとめて

ユーラシア大陸の彼方に浮かぶ小さな島、日本列島。
遠い旅路の果てにこの地にたどり着いた人類は、命を繋ぐ宝に出会った。
火を噴く山が産み出した黒耀石である。
星のごとく耀くこの石でつくった石槍は狩人の護りとなり、
切れ味の鋭いナイフは村人たちに豊饒の地を約束したことであろう。
星のかけらを求めて…
中部高地の遠き山へと人々が辿る
3万年の歴史が始まったのである。