鷹山遺跡群・星糞峠黒耀石鉱山(国指定史跡)

黒耀石のふるさと祭り

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黒耀石のふるさと祭りへの誘い

 

黒耀石体験ミュージアムでは、『黒耀石のふるさと祭り』を毎年開催しています。
「黒耀石のふるさと祭りへの誘い」のページでは、 その内容や魅力について ご紹介します。

私たちは、『黒耀石のふるさと祭り』に3つの願いを込めています。
①私たちの祖先の命を支えた黒耀石と、その歴史の魅力を再発見し、広く発信したい。
②地域を越えて人と人とを結びつけた黒耀石、そのふるさとに集うことによって人が繋がってきた歴史を再現したい。
③時を越えて守り伝えてきた心に思いを馳せ、世代を超えてその思いを分かち合いたい。

これらの3つの願いをかなえる場が『黒耀石のふるさと祭り』なのです。

黒耀石のふるさと祭り1

日本列島の歴史の中で、黒耀石は数万年にわたり、人々の日々の暮らしを支える道具(石器)の材料として利用されていました。つまり、黒耀石は全ての人にとって等しく身近な存在であったのです。特定の場所に産出する黒耀石が、全国の遺跡から発見されている様子は、その黒耀石を求めて多くの人々が集い、そして、交流していた事を物語っています。

「再び黒耀石のふるさとに集う」を合言葉に、平成17年から始まった黒耀石のふるさと祭りでは、毎年、様々なイベントを企画してきました。
シンポジウムや記念講演会で黒耀石の歴史に学ぶ。石器をつくるだけではなく実際に使ってみる。また、旧石器時代や縄文時代の食の体験や、黒耀石の森で開催されるコンサートなど、これまでのイベントには、年配の方から小さなお子さんに至るたくさんの方々に参加頂きました。人々が集い交流し、楽しい思いや汗を分かち合うことが、まさに黒耀石の歴史を再現することでもあるのです。

「黒耀石のふるさと祭り」を開催するにあたっては、主催者側に様々な顔ぶれが登場する事も大きな特徴としています。特に、ふるさとの歴史遺産の担い手として、子ども達の存在が大きな柱となっています。
平成21年から3カ年計画で企画・開催してきた「黒耀石のふるさと祭り」では、地域の小・中学生が博物館と学校との連携事業として、一緒にイベントをつくりあげてきました。
特に、イベントのスタッフとして運営を支えてくれた中学生達は、黒耀石学習として以下の3つの課題に取り組んできました。

(1)基本的な学習…黒耀石の歴史遺産を通じて日本列島とふるさとの歴史を知る。
(2)応用的な学習…(1)を人々の生活史として理解を深めるため、縄文食や道具を「つくる→食べる・使う→食べてもらう・使ってもらう」などの一貫した体験学習をする。また、(1)で学んだ歴史事象が解明されるまでのプロセスを理解し、新たな課題を探求するために、調査や分析・研究に参加する。
(3)発展的な学習…黒耀石のふるさと祭りのスタッフとして運営に加わり、また、発表するなど、学んだ事を社会に発信し、不特定多数の参加者と情報や経験を共有することによって歴史遺産の今日的な意義を理解する。

黒耀石のふるさと祭り2

子ども達に提供するだけではなく、「担い手」として一緒に取り組むという視点を重視するという考えは、博物館建設の基本構想を子どもたちと創り上げてきた黒耀石体験ミュージアムの最大の特徴とも言えます。そして、「友の会」をはじめとする博物館に集う大人たちの活動も、知識を得るだけではなく、子ども達と同じ課題に取り組み、社会と連動できる活動を目指しています。

「黒耀石のふるさとと、それらを支えた旧石器時代・縄文時代の遺跡群を世界遺産に!」
小さな町の大きな夢は、『黒耀石のふるさと祭り』を通じて、静かにその輪が広がりつつあります。黒耀石を分かちあう事によって結ばれた絆は、今を生きる全ての人の中に記憶として残されているはずです。命として引き継がれてきたその絆の尊さを、よりたくさんの方々と世界に発信していきたいと願っています。その活動は、まだまだ、始まったばかりですが、是非、皆さんも黒耀石のふるさとの森へお越し下さい。

平成24年5月11日
黒耀石体験ミュージアム学芸員 大竹 幸恵

黒耀石のふるさと祭りアーカイブス

第1回から第10回までの黒耀石のふるさと祭りリーフレットを記録保存しています。
『黒耀石のふるさと祭り』を知るうえで参考にしてください。
詳しくは、「黒耀石のふるさと祭りアーカイブス」をご覧ください。

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